マインドマップ

マインドマップを活用して人物関係図の作り方

幕末の人物を具体例として詳しく紹介

ドラマやアニメ、小説などストーリーのある作品は登場人物の相関を把握しておきたいものですよね。途中から見たり間が空いてしまうと、それもわからなくなってしまい、内容の把握に混乱してしまうことも少なくありません。
これを解消するために、でもしばしば人物関係図(相関図)が用いられます。作品のサイトなどに載っているのを調べて、確認したことがある方も少なくないと思います。
本記事では、この人物関係図の作り方を、マインドマップを作成するソフトEdrawMindを用いてご説明します。

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Part 1: 人物関係図とは

人物関係図とは、登場人物を列挙し、誰と誰がどのような関係性かを図に示したものです。
人間関係がストーリーの核となる作品も多いですし、これがしっかりしたものでないと、内容もあやふやになってしまいます。
したがって、はじめに述べたとおり、人物関係図は作品を見る私たちにとっても役に立つツールですし、もし自分が作る側に立つことがあれば、そのときも必ず作っておきたいものです。
例えば自分で小説などを書いてみるときも、書いているうちに自分で人間関係がわからなくなり、執筆が頓挫してしまうことなどもあります。
そのようなことを防ぐため、小説の構成を検討した時点で最初のうちに人物関係図も作っておくほうが良いでしょう。



Part 2: EdrawMindを利用した人物関係図の作り方

2.1 人物関係図の作成のコツ

人物関係図を作成するに当たって、まずは登場人物をできるだけ思い浮かべましょう。いきなり全ての人間関係を図にすることは難しいですから、最初はバラバラに列挙するだけでも構いません。
登場人物が揃ったところで、それぞれの人物を関係性が近い者同士なんとなく近づけてやります。
そうするとそれぞれの具体的な関係性も思い浮かべやすいですし、登場人物の性格などもより具体的にイメージできてきます。
なんとなく配置できたら、あとはそれぞれの人物を線で結び、その関係性を記載するだけです。
ただし、人物関係図の作成は、位置を並べ替えたり書き直したり、作り方によっては線が複雑に入り乱れる可能性もあるので、編集可能なパソコンの作図ソフトを用いることをおすすめします。
作り方はマインドマップとよく似ており、EdrawMindのような作成ソフトを活用すると作りやすいです。

→関連記事:戦国時代の概要を理解するには、1つのマインドマップで十分!
→関連記事:おすすめの人気の人物相関図作成ツール7選

2.2 具体例(例:幕末の人物関係図)

具体的な作品のストーリーを使うわけにもいきませんので、本記事では例として、日本の幕末の人物関係図を示します。
作り方はこのあと詳しくご説明しますが、人物の追加や関係性の更新はソフトを使えば随時行えます。

幕末の人物関係図

2.3 人物関係図の作成手順

ではこの具体例の実際の作り方をご説明します。

2.3.1 新規作成とトッピングの配置方法

まずはEdrawMindを立ち上げ、「新規作成」しましょう。
テンプレートはどれを選んでも構いませんが、筆者は「右型マップ」から作成しました。

新規作成

「中心トピック」にはできるだけ人間関係の広い人物を置くのがコツです。
本例では「坂本龍馬」を記入しました。
また、テンプレートで初期から作られている「メイントピック」は一旦消しておいて結構です。

メイントピック

2.3.2 フローティングトピックの使い方

他の登場人物は「フローティングトピック」を活用します。
フローティングトピックとは、マインドマップ上でどこにも属していないトピックのことです。
人物関係図作成時点では、まだ人物を列挙する段階ですので、どこにも属さない状態で作成したほうが良いため、このフローティングトピックを使うのです。
後で関係性を整理したら、線でつなげることができます。例えば「西郷隆盛」を作ってみましょう。
上の「ホーム」から「フローティングトピック」を選び、適当な場所でクリックすると作成できます。

フローティングトピック

作成したフローティングトピックはダブルクリックして名前を「西郷隆盛」と変えてやります。
また、人物のキャラクターも想起しやすいよう、色を変えてやるとわかりやすくなります。
色は右側の「トピックスタイル」から変更することができます。

トピックスタイル

同じような要領で、登場人物をまずは列挙しましょう。
配置は雑多なもので結構ですが、同じ藩や同士の人物は同じ色にしておくと後で便利です。

登場人物を列挙

「坂本龍馬」を中心に、関係性の近い人物同士の位置をクリック&ドラッグで近づけてやりましょう。
例えば、「吉田松陰」と「桂小五郎」「高杉晋作」はいずれも「長州藩」なので、近くにしておいて良いでしょう。

登場人物の配置

同じ要領で近い人物同士が位置的に近くなるように上手く配置します。
できるだけ全体のバランスに気をつけて配置するほうが見栄えが良いです。

登場人物の配置

● 人物関係を表す方法

それぞれ相関する人物同士を線で結び、関係性を記載しましょう。
「ホーム」「関連線(直線)」を使用します。
例えば、「西郷隆盛」「大久保利通」は幼馴染ですから、線で結び、「幼馴染」と記載します。

関連線を結び

他の人物関係も線で結びますが、お互いの関係性のときは矢印を付けず、一方的な関係のときは矢印を付ける、というような使い方をするとわかりやすいです。
矢印の有無は線を選択した状態で、右側の「関連線スタイル」から変更することができます。

関連線スタイル

これで出来上がりです。
随時更新できるよう、保存は忘れずにしておきましょう。



Part 3: まとめ

ストーリーに人間関係は付き物です。この人間関係をまとめることは、ストーリーの全体像を把握する上でもとても重要なことです。
その手法はマインドマップの手法と同様で、したがって、人物関係図の作成EdrawMindのようはマインドマップ作成ソフトを用いるのが便利です。
作品を深く理解したいときや、ご自身で作品を作るときなど、是非活用してみてください。

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