マインドマップ 知識

物理の苦手を克服するためのマインドマップ勉強術

物理の思考整理に役に立つマインドマップ勉強術

勉強は苦手なイメージがついてしまうと、ずっと苦戦することになりやすいです。高校生でも物理が苦手科目になりやすいですが、中学での理科が原因かも知れません。
今回は苦手なポイントの理由や知識を思考整理し、得意な科目へとつなげていく勉強術をマインマップを通して紹介します。

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Part 1: 物理の難しいところは何?

シンプルに問われていることだけを解答する問題より、様々な条件を組み合わせて解答する問題を苦手にする人は多いです。その典型的な科目が物理であると言えるでしょう。ほとんどのケースとして、物理が苦手という人が中学の理科から苦手だという場合が多いです。

物理が苦手の原因

1. 根本理解ができない
2. 計算が苦手(数学と関わります)
3. 実験の流れを混乱する

Part 2: 中学で習う物理のポイント

中学の教科書が目的としている、中学物理の学習ポイントは以下のようになっています。

•光

  • 私達がものを見ることが出来るのは、光がある。
  • 光の進み方は、レンズや鏡、水面をみると特有の動きがある。(光の反射や屈折によって、見えるもの(像)が生まれる。)
  • 凸レンズによる像のでき方(光源やスクリーンの位置・大きさ)には法則性がある。
  • •音

  • 音はものの振動が物質や空気を伝わる現象であり、物質や空気のないところでは伝わらない。
  • 音の高さや大きさは音さや弦の振動数や振幅があらわれたものであり、それらがどんな条件によって変わるかを調べる。
  • •電気

  • 電気を流す物体(導体)には電気抵抗とよばれる現象があり、導体の長さや太さによって変わりうるものである。
  • 電圧と電気抵抗、電流の大きさには決まった関係(オームの法則)がある。
  • 複数の電気抵抗が、並列や直列につながった複雑な電気回路でも,部分的にオームの法則が成り立つことを確認する。また、電流回路から各値を計算できる
  • 電流計と電圧計の仕組みを理解、これらを電気回路に正しくつなぐことができる。
  • 電気回路が発熱するしくみを理解し、発熱量と電流の大きさと電圧との関係を理解する。
  • 上記のポイントを身につけるために実験が行われ、理解度を試すためにテストがあります。

    高校の物理は、中学での理科にある物理分野を発展させているものです。中学物理の範囲から、公式や図を伴う問題を見直す必要があります。



    Part 3: 中学物理でよく出る問題は?

    中学物理で頻出される問題は、電気、光、音の身の回りでも確認できる現象について出題が多いです。

    •電気

    私達が生活していく上でかかせないエネルギーである電気を、性質や回路、電磁石、熱量という視点で勉強します。
    直列、並列の回路の違いで電流や電圧に違いが生まれ、磁力という違う力も生み出すため、関連する実験や図を覚える必要があります。電流や電圧、電気抵抗をもとめるV=RIというオームの公式を利用して、電力や熱量を求めることが多いです。

    •光

    ものが見える、そこにあるはずがないものを映し出すことが出来る原因として光が大きく影響しています。ただ明るいという説明以外にも光の直進や反射といった性質に目を向けて、鏡やプリズムに対して光はどうなるか考える問題が多いです。
    光の直進と反射を理解して、作図できる必要があります。光と光が交差して集まる焦点距離を基準にして、虚像や実像という像の見え方や大きさについて問われる問題も要注意です。

    •音

    空気を震わせる振動が、耳に音という形で伝わっています。空気を震わせる波のようなものなので、水面に起きる波と同じような働きをしていることで知られています。目に見ることが出来ないので、オシロスコープという器具や弦楽器で実験する問題が多いです。
    どのような波形により、音の高低や大小が判断できるか問われる設問が基礎となります。発展問題として、山びこやこだまを利用した音の速さを求める問題、雷鳴を利用した光と音の速さの違いを利用した問題も外せません。

    習っている基礎知識や用語を利用して、状況や変化を説明できることが理解度の目安になります。図表を用いて、しっかり学んでいく必要があります。

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    Part 4: 物理の思考整理に役に立つマインドマップ勉強術

    中学物理の思考整理

    上図:EdrawMindで作成した中学物理の思考整理

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    高校物理も中学物理も、用語だけを覚える勉強術はおすすめできません。作図や実験図もセットで覚える必要はありますし、情報も多いことから混同する可能性もあります。
    今回のマインドマップでは、中学でよくでる物理の問題をテーマに作成をしました。中学物理では、光、音、電気が頻出されるので3つのブランチに分けています。
    そこから次のブランチでは、教科書や問題集で太字で表現されている用語を中心に並べてみました。関連語や種類があるものはさらにブランチでつなげていくことが重要です。


    光→直進、反射、屈折
    像→虚像、実像

    学んだことを、光、音、電気といった単元にわけて、更に用語や説明という詳しいもの分岐させていくことで関連しているものが図として思考整理できます。
    ある程度、情報がまとまったところで関連する光の作図や音の速さを求める公式、電気回路図を添付することで、直感的なイメージ理解も可能です。ここまでくると中学理科を苦手科目としている人の勉強に役立つマインドマップが完成します。
    何度でも見直ししたり、新しい情報を書き足したりすることで、理解と知識が定着してくるおすすめの勉強術です。
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    Part 5: まとめ

    今回は物理を苦手としている人に、苦手となるポイントや原因、苦手を解消できる勉強術のヒントとしてマインドマップを紹介しました。物理は図や表もセットで覚えることが欠かせない勉強術が有効です。覚える情報も多いので混乱しやすいですが、マインドマップを用いることで思考整理をすれば、知識が定着しやすくなります。
    EdrawMindのような専用の作図ソフトが有れば、時間をかけずにマイ ンドマップが作れます。EdrawMindはPCやタブレット、スマホなどでも利用できるので、無料試用から始めてみてはいかがでしょうか?

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