マインドマップ 知識

作図ツールとマインドマップで考える生活術【家族旅行編】

家計管理を適切に行うことで、家族旅行を楽しめる方法をご紹介する

旅行は独身時代に行っておく方が良いよ」と諸先輩方に言われていた意味が、保護者になり家計を管理する側になるとより感じます。旅行などの特別費であるレジャー費を子育て家庭の中で捻出するには、固定費や預貯金とは別に準備する必要があるため、難易度の高い配慮を必要とします。今回は、マインドマップで家族旅行を楽しむ方法とそれを現実的に可能にする家計管理の視点を見える化して安全に家族旅行を楽しめる方法をWondershare社のEdrawMindEdrawMaxを使用してご提案します。

家族旅行

写真AC 素材のID:4580062

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Part 1: EdrawMaxで旅行に費やせる予算を把握する

1.1 家庭生活の余白を知る

家族旅行は、日常の仕事や学業から少し距離を置いて羽を伸ばせるまさに余白を体験する事ができる場です。今回であれば、子供の笑顔の写真を撮影して家族で同じ時間を共有し、子にどんなフォローができるのかを見つけに行くことを目的にします。その中で、いくら羽を伸ばすと言っても、家庭生活に支障を来しては逆効果になってしまいます。マインドマップで安全な家族旅行を考える下準備として、まずはEdrawMaxで家庭生活の余白であるレジャー費を捻出する方法をご紹介します。

1.2 EdrawMaxで家庭生活の余白であるレジャー費の位置づけを確認する

家族旅行の目的が決まれば、次は予算です。この旅行のために予算をあらかじめ押さえることは、各家庭の考えと家計状況によって変わります。今回は、NHK番組や生活情報誌にも取り上げられたことのある家計再生コンサルタント横山光昭さんの『家計の黄金比率』、そして家計簿・家計管理アドバイザーのあきさんのブログから家計の支出である『特別費の年間予算の立て方』よりレジャー費の捻出方法をEdrawMaxで作図しながらご紹介します。

家計の黄金比率
年間予算表

上図:Wondershare社EdrawMaxでの作図例
画像をクリックしてテンプレートをダウンロード可

作図ソフトEdrawMaxは、あらかじめ用意されているテンプレートが多数あります。今回であれば、円グラフを作成したかったので円グラフのテンプレートを選び、あとは数値を入力するだけで簡単に作成することができます。
上図左の「家計の黄金比率」では、貯蓄に成功している1000世帯の平均支出を割合として算出した円グラフになります。このグラフから月々必ず捻出しなければならない固定費や貯蓄費とは別に、特別費が25%を占めていることがわかります。つまり、この特別費を考慮にいれながら、月々決まって捻出しなければならない固定費を考えなくてはいけないのです。この特別費は、一回の支出が高額になりかつ「仕方ない」支出として考えてしまい、家計管理でも難易度の高い項目とされています。
具体的な項目は、上図右の特別費年間予算予定表をご覧ください。今回は全部で11項目とし私の中で優先順位が高い順に表にあてはめました。その11項目は、子供費、交通費、交際費、定期検診費、美容院費、化粧品費、衣類費、イベント費、レジャー費、臨時費、その他です。この11項目を固定費58%預貯金17%とは別に考慮する必要があり、今回の例であればその11項目中で9番目に重要な位置づけとしてレジャー費を捻出しなければならないのです。
以上のように、家族旅行を現実的に可能にするには、レジャー費をあらかじめ確保してから行先を話し合う必要があります。それにより、無理なく安全に旅行を楽しむことができると言えそうです。


Part 2: EdrawMindで家族旅行を考えてみる

家族旅行

上図:Wondershare社EdrawMindでの作図例
編集可能なマインドマップをダウンロード

2.1 メインブランチを考える

私が家族旅行を考える時、八島美由希さんの『描くだけで毎日がハッピーになる ふだん使いマインドマップ』を参考にメインブランチである要素は環境、方面、体験を伸ばします。メインブランチの要素として「趣味」を追加して、家族の趣味を考慮した体験を考えることもできます。
今回我が家の春の家族旅行は、お花見と1歳児が楽しめる動物園を選び予算内で実行しました。この旅行を楽しむために、動物や花を題材にした動画や絵本を一緒に読みます。そうすることで、本番の家族旅行に新しい発見を期待して出かける楽しみが増えます。

2.2 EdrawMindで家族旅行を考えるメリット

EdrawMindのマインドマップを使って事前に家族内で情報共有を行うことで、旅行当日に起きうる不満をあらかじめ考え、家族間トラブルを抑止する効果もあります。マインドマップは「なぜ」「何を」を俯瞰することができ、真の目的を効果的に遂行するのに長けているツールです

2.3 EdrawMaxで安全に余暇を楽しむ

EdrawMindは自由に思考をのばし、クリエイティブに図式化して考えるのに長けています。しかし、今回の家族旅行の例であれば、家庭生活の余暇を楽しむにも予算という制限があります。この制限を知り安全な家族旅行を実現するためにも、EdrawMaxで予算を把握しながら計画を立てるのをお勧めします。


Part 3: EdrawMaxとEdrawMindで家族旅行を計画した考察

今回は、家族旅行について、予算、時間、体力、そして社会情勢を理由に近場で楽しむ旅行になりました。時間、体力の問題については家族の状況を含めて協力して考慮しなければない改善項目になります。しかし、予算の問題は管理者が日ごろから考える事で、すぐに取り組むことができる改善に適した場です。具体例としては、毎食の買い物を行う時に固定費だけでなく流動費である旅行の充実につながる費用項目について、図式化した図を想い返します。支出を細かく考えた図を想い出し無駄な支出を減らすことで、新しい発見につながる余暇への投資につながるのです。つまり、図式化してライフサイクルを見直すことで、改善の余白に気づくことができ、上質な家庭生活を送るきっかけを作ることができるのです。


Part 4: まとめ

今回はWondershare社のEdrawMax とEdrawMindを使用して現実的な地に足のついた家族旅行について図式化して考えてみました。図式化して考えることで、思考が見える化して整理され、改善の余地が浮かびあがります。家族旅行であれば、宿泊施設、食事、活動について日ごろの家計管理を適切に行うことで、質の高い経験へと改善ができそうです。家計管理は現金やクレジットカードだけでなく電子マネーなど支出の方法も多様化し評価項目は増すばかりです。多岐にわたる項目を図式化してわかりやすく適切に管理することでより、充実した日常生活を送ることにつながります。

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