フローチャート 知識

フローチャートでプログラミング学習するポイント

情報Ⅰを始める高校生が準備すること

日本の教育制度は大きく改正されて、高校生のカリキュラムにプログラミングが追加されます。ものすごく専門性が高く思えるカリキュラムに不安を感じる方は多いでしょう。
今回は作図ソフトEdrawMaxを用いてプログラミングフローチャートを作成し、フローチャートを用いてプログラミング学習のポイントを紹介します。

プログラミングフローチャートで書くならEdrawMax(エドラマックス)

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Part 1: プログラミングとは

プログラミングは数やアルファベットを代表とするプログラムを作成し、コンピューターに命令をすることです。
私達の周りにある家電やオンラインサービスの多くが、プログラミングによって作られているものになります。プログラミングにとって動いているものを紹介すると

• スマホ
• アプリ
• 生活家電(炊飯器や洗濯機など)
• 動画サイト
• AI

が代表的です。

スマホそのものや、スマホの簡単なタッチ操作で動いているアプリの仕組みは、複雑なプログラムが動いていることで成り立っています。定められた時間に起動し、決まった動作を繰り返す生活家電の動作も基盤に組み込まれているプログラムが為せる技です。
また利用している方が多いインターネットサイトのレイアウトや動作、ユーザーの動作に応じて臨機応変に動くAIも全てプログラミングになります。私達の生活は、複数のプログラムが無理なく連動するプログラミングフローによって支えられていると言えるでしょう。

→関連記事:アルゴリズムとフローチャート
→関連記事:プログラムフローチャートをわかる!



Part 2: 高校でプログラミングをするメリット

情報Iという授業が高校生に導入され、プログラミングが必修となり大学受験の科目にも選ばれました。システムエンジニアやプログラマーとは縁のない仕事を目指している方からの疑問は尽きません。
しかし、プログラミングは物事を整理する思考が求められるので、多くの情報に翻弄される高校生にはメリットが多いです。

プログラミングフローチャートのメリット

5つのメリット • 論理的思考が身につく
• 情報の吸収率が上がる
• 集中力の向上→勉強の密度も増す
• 進学に有利
• 将来の選択肢が広がる

● 論理的思考が身につく

勉強をする時には、物事を論理的に捉える思考が求められます。エラーの原因や状況分析を行い、適切に対応する作業の繰り返しがプログラミングです。自ずと論理的思考が身につきます。

● 情報の吸収率が上がる

論理的思考を身につけることで、物事への着眼や受け止め方が変わり、柔軟な対応力が身につきます。その事により、新しいことへの抵抗が下がり、吸収できることが多くなることが期待できるでしょう。

● 集中力の向上→勉強の密度も増す

論理的な思考と情報の吸収率が合わさることで、同じ時間の学習成果が変わってくる可能性が高いです。同じ時間の学習で得られる知識量が増えるため、学力向上の期待ができます。

● 進学に有利

論理的な思考と情報の吸収率が合わさることで、同じ時間の学習成果が変わってくる可能性が高いです。同じ時間の学習で得られる知識量が増えるため、学力向上の期待ができます。

● 将来の選択肢が広がる

プログラミングスキルを持っていると、就職の際に有利かもしれません。IT業界の人材不足を、多くの企業が感じていると言われています。それなのにプログラミングが必要なオンライン化は進む一方で、IT業界からすればプログラミングが出来る人材は注目株と言えるでしょう。

プログラミングを高校生が身につけておけば、学校の成績以上にメリットとなる可能性は高いです。



Part 3: EdrawMaxでフローチャート作成!プログラミングの始め方

EdrawMaxを利用して、高校生が気になるテストのへいきんで、最低点を利用した簡単なプログラミングについてチャートにしてみました。

ポイント
• 入力する点数に合わせて、「おめでとう」「残念」と表示させたい
• 平均点は70点
• 最低点は35点

点数をただ入れるだけでメッセージが表示されるようにすると、どんな点数でも同じめっせっ-字になってしまいます。そのため70点や40点以上なら「おめでとう」それ未満の点数であれば「残念」にすることが重要です。
加えて、入力する点数も平均点、最低点と区別することも必要になるでしょう。

プログラミングフロー①: ifを利用する論理式

プログラミングロジカル

=IF(論理式=true 真の場合にする処理、偽の場合にする処理)

条件によって、処理の内容を変えたいときにはif関数と呼ばれるプログラムを利用します。論理式と呼ばれる条件を設定し、条件をクリアしている真であれば行うこと、クリアしていない偽であれば行うことの2つに別々の処理をすることが特徴です。

プログラミングロジカル

=IF(AND(平均点>=70,最低点>=35) "おめでとう", "残念")

チャートにすると上記のようなイメージになります。この場合、クリアする条件が2つ以上の場合は、ANDとカッコを用いて条件を指定することを忘れてはいけません。

プログラミングフロー②: 条件に加えるポイント

このままだと、まだプログラミングは不十分です。数字を入力す場合にはエクセルシートのようなものに入力する形になるので、どの場所にある数字で判断するのか(セルの指定など)も必要です

条件に加えるポイント
• セルA1が平均点
• セルA2が最低点
• 2つの論理式(IF)を用いる
• 他の条件は変化なし

エドラマックスフローチャート

IF(A1>=70, IF(A2>=35, "おめでとう", "残念"),"残念")

一度に2つの結果を指定するのではなく、平均点を入れた段階で「残念」と表示される場合もあり、平均点を入れて最低点に進んでも同じく結果により「残念」となることあります。
一つ一つのプログラムはシンプルですが、組み合わせることで複雑になることがほとんどです。EdrawMaxのようなチャート図が作れるソフトを活用してプログラミングフリーを意識して練習することが必要となるでしょう。

Part 4: まとめ

今回はプログラミング学習に関する状況やメリット、EdrawMaxで作成したプログラミングフローチャートを作成しました。もちろんEdrawMaxも弊社エンジニアがプログラミングで作り上げたものです。
プログラミングは使い方で出来ることや将来が大きく変わってきます。定期的にEdrawMaxのような作図ソフトでフローチャートを作成しながら、じっくりプログラミングを学んでみませんか?

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