マインドマップ 知識

学校の先生におすすめ!進路指導に役立つキャリアノートの作り方

学生たちの情報をしっかり把握しよう

年末が近くなると、進学を意識する学生が乗り越える必要がある壁は受験です。多くの学校では、受験に備えた進路指導面談が多くなる時期でもあります。
高校や中学受験の学生の中には、置かれている状況を具体的に把握できていない場合も多いです。学校の先生に求められるのは、やるべきことを明確に理解できる資料作りです。今回は、資料作りのポイントや資料作りに役立つキャリアノートについて紹介します。

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Part 1: 進路指導をする目的

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生徒の進路と現状を、いかにスムーズにつなげるかが進路指導にかかっています。

1.1 進路指導をする目的

進路指導のチェック項目は以下の3つです。

● 現状の把握
● 希望する進路の特徴
● 本人やご家庭のニーズ

現状の学力と、望んでいるステージが見合っているかのチェックが最優先の項目になっています。その上で、進路としている先の特徴を吟味し、学生が必要としているスキルや資格といったものが得られる場所であるかの第三者的なチェックが必要です。
最後に、望んでいるステージについて保護者であるご家庭と、学生のリクエストとニーズがマッチしているかも進路指導や面談をするうえで必要なチェック項目になります。
最近では、面談や進路相談に備えて時間をかけてキャリアノートを作成する学校も増えています。

1.2 キャリアノートとは

キャリアノートは、学んだことや自分の成長を記録していくノートです。自分の行動や考えを振り返ることで、将来の夢や目標を見つけて、それをかなえるための計画を立てるのに役立ちます。目標に向かって、まっすぐ進んでいくための判断基準や行動力を育成にキャリアノートは効果を発揮しています。
また、キャリアノートには人とのコミュニケーションの方法や自己PRの仕方などを具体的な体験を盛り込むときに使い勝手がよくなるようなレイアウトがなされています。さらに、進路についても、住んでいる地域や社会で生きていくことの意義についても、自分自身で調べ、深く考えていくきっかけとしても便利です。



Part 2: 効果的な進路指導をするためのポイント3つ

無駄のない進路指導を実現するためには、キャリアノートを学生に作成してもらうことが理想的です。その中でも、押さえておきたい3つのポイントについて紹介します。

• ポイント①can,will,mustで考える

学生の適性や進路を考える目安として、Can、will、mustを利用すると良いでしょう。
Can、will、mustを用いることで、趣味や適性が見えてきます。例えば、得意なこと、長く続けられること(can)、興味がありやってみたいこと(will)、すでに具体的な目標があり、そのためにすべきこと(must)が挙げられます。(can、will、must)を突き詰めていくことで、面談している学生がずっと一生懸命に向き合えるジャンルや分野は、何かを見極めが可能です。

• ポイント②イメージを具体的にする

学ぶ内容を具体的イメージで考えることにより、やりたいことの発見につながる場合も多いです。
「人の役に立ちたい」「人の力になれる仕事に就きたい」と言って、医療を目指す学生は非常に多いです。確かに医療の現場で働くことは素晴らしいことですが、役にたつ仕事。力になれる仕事はたくさんあります。
面談や進路指導では、学生の具体的なイメージを掘り下げていくことが効果的です。美味しくて栄養のある食事を作れる知識や仕事に就くことも、多くの人の役に立ち、力になれる仕事です。また、美容や理容の仕事で顧客が自分自身に自信が持てるようにすることも。医療の仕事と同じくらい有意義な仕事です。
身の回りのことや、報道されているニュースなどを元に学生のイメージを漠然としたものから具体的なものにしていきましょう。

• ポイント③入試・職業に関する情報を収集・分析する

最近の面談や進路指導の特徴として、職業を基準に進路を考えることは難しくなっています。その理由として、AIが進化したことが挙げられます。ワンパターンではなく、状況に合わせた判断や行動がとれるようになったAIが存在することにより、現存する職業が将来なくなる可能性もあるからです。
そのため、進学を希望する学生には就職に関する情報を集めることではなく、何が学べる大学であるかをしっかり調べた方が良いでしょう。学生にとって適性や興味がある分野で武器になるものを身に着けることにより、世の中が変化しても、自分にはこれがある!と誇れるものを見つけるサポートこそ進路指導の役割といえます。



Part 3: まとめ

今回は学校の先生や進路相談を受けることが多い方に、進路相談のポイントと学生に作成してほしいキャリアノートについて紹介しました。いきなり、進路を考えるのは難しいですが、行動を振り返るキャリアノートを習慣づけておくことがおすすめです。作図アプリであるEdrawMindを利用することで、簡単な操作でマインドマップが作れ、項目を分けて入力することで簡単にキャリアノートが作れます。
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