マインドマップ 知識

論文やレポートを書くとき、参考文献の収集に困る?

参考文献のまとめ方詳しく紹介

レポート論文を書くとき、必ず参考文献を活用します。
どんなテーマでも、自分ひとりで全ての内容をゼロから作り出すわけではないですから、参考文献も論文の重要な構成要素となります。
論文には参照した参考文献を必ず記載し、その文献のどこをどのように参照したかも示す必要があります。
したがって、論文を書く際には参考文献の内容をしっかりと情報整理し、まとめておかなければなりません。
案外大変と思われるこの作業ですが、マインドマップを用いることでうまく情報を整理することができます。
本記事では、EdrawMindを用いた論文の参考文献の情報整理の方法についてご紹介します。

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Part 1: 参考文献の集め方

論文を書く際の参考文献はさまざまな方法で収集します。
現在はインターネットも普及し、世界中の論文を閲覧することができるため、それだけ文献収集のツールも増えています。
以下は代表的な文献収集の方法です。

1.1 検索エンジンによってキーワードで探す

最もシンプルな方法は、調べたい内容をGoogleなどの検索エンジンによって調査することです。
ただし、この方法では検索エンジンよりさまざまな検索結果がヒットするため、その真偽をしっかり判断する必要があります。
論文に載せる参考情報として、論理的客観的な情報である必要があるため、人の意見程度の文章を鵜呑することはやめたほうが良いです。
検索でヒットした中でも、どこかで発表されたり掲載されている論文に絞って参考文献としましょう。

1.2 論文データベース

検索エンジンで数多あるネット情報から検索するのではなく、あらかじめ論文情報に絞った検索サービスもあります。
論文データベースと言われるサービスで、現在では国内外に多く存在します。
その一部ですが、以下のようなものがあります。

・CiNii(日本国内のみ)  http://ci.nii.ac.jp/
・J-STAGE(日本国内のみ) https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja
・Google Scholar  https://scholar.google.co.jp/

他にも世界中を探せばたくさんありますので、ご自分の分野に沿ったよいデータベースを探してみてください。
このようなサービスを用いれば、少なくとも論文化されている情報から抽出することができるので、さほど内容の真偽に神経質になることはないでしょう。

1.3 電子図書館

電子図書館を利用する方法もあります。
以前は図書館に直接行き、蔵書を調べたり文献を取り寄せてもらったりということも有効な方法でしたが、現在ではほとんどの図書館がインターネットでの電子サービスも提供しています。
例えば国立国会図書館も電子図書館サービスを行っており、論文を含む膨大な文献情報がこれに対応しています。
事前に蔵書の状況を確認するなどしてみると良いでしょう。

・国立国会図書館 https://iss.ndl.go.jp/


Part 2: マインドマップを活用して文献の情報を整理する方法

このように多くの方法で文献調査ができるため、研究の幅は大きく広げることができます。
その一方、これらの文献の情報を整理してまとめておくことも重要な作業になります。
どの文献のどのような情報を参考にしたのか、しっかり把握しておかなければ、自分の研究そのものも迷走してしまいます。
また、研究に成果が出て論文を各段階に合ったときは、そのような参考文献の情報はしっかりと論文に記載しなければなりません。
電子文献をフォルダにまとめておいたり、印刷したものをファイルに綴じておいたり、その都度研究ノートに記載しておくことも大切ですが、マインドマップを用いて情報整理する方法がお勧めです。
その方法をご紹介します。

ステップ1 マインドマップの新規作成

まずはEdrawMindのソフトを立ち上げ、「新規作成」→「右型マップ」を開きましょう。

マインドマップの新規作成

ステップ2 論文の情報をトピックに挿入する方法

「中心トピック」「参考文献」としておきましょう。
「メイントピック」にそれぞれ収集した論文の情報を入れてゆきます。
まず「メイントピック」をダブルクリックし、論文のタイトルを記入しましょう。

トピックに挿入

論文タイトルだけでは後で再参照できませんので、どの文献のどこに載っているのか、掲載情報を入れてやります。

ステップ3 論文の出所を吹き出しで書き留め

これは上にある「吹き出し」という機能を利用すると良いです。
サブトピックにはその論文の各項の題目だけ書いておきましょう。
メモがある場合は、「吹き出し」を利用して書き留めておきましょう。

吹き出し

ステップ4 囲み機能を活用して情報を解釈する

この論文の中で自分の研究に役に立つ情報にはチェックを入れておきましょう。
上の項目の「囲み」という機能を利用してやります。
また、「囲み」でできた枠に付いている「+」記号をクリックするとコメントを吹き出しで記入することもできます。

囲み機能

どうようのことを他の参考文献でも行いましょう。
論文数が多い場合は、「中心トピック」を一度選択しておいて、「トピック」をクリックすると増やすことができます。

参考文献

完成したマインドマップはこちらです。
例なので4つほどに抑えていますが、実際は研究にはもう少し参考文献が多くなるものと思います。
このようなマップを作っておくだけでも、研究するときの情報整理になり、頭の整理にもつながってゆくのではないでしょうか。

参考文献

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Part 3: まとめ

論文において参考文献はとても重要な要素です。
本記事では、参考文献となる論文を収集する有効な方法と、その内容を情報整理する方法をご紹介しました。
情報整理にはEdrawMindというソフトを利用した、マインドマップを用いましたが、このような方法を活用することで、より研究の質も上がってゆくものかと思います。
是非、研究にお役立てください。

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