ソフトウェア開発-UML図 How-Tos

UMLコンポーネント図を作成する方法

UMLコンポーネント図を楽に作成する方法

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Part 1: UMLコンポーネント図とは

1.1 UMLコンポーネント図とは何

UMLコンポーネント図は、どのようにコンポーネント同士がワイヤーで接続され、さらに大きいコンポーネントやソフトウェアシステムを形成しているのかを表す図です。各種ソフトウェア、内蔵コントローラ、その他システムを構成する部分とその構造を図で表す際に頻繁に使われます。UMLコンポーネント図の主な目的は、システムのコンポーネント間の構造的関係を表すことです。
統一モデル言語(UML)は、アクター、動作、役割、クラスなどのシステム内部の働きを図で表す際に使われる言語の一種です。当初はソフトウェア/エンジニアリングの分野で利用されていましたが、現在はビジネスにおいても活用されており、ビジネス関連のプロセス(処理)の文書化にも利用される普及した方法です。

1.2 UMLコンポーネント図の使途


UMLコンポーネント図は、システムの静的なあり方を目視できるようにし、システムのコンポーネント組織を表す際に使用されるUML図です。一般的に、ソフトウェアの設計者や開発者が、システム、データベーススキーマ、アプリケーションの実行、システムのソースコードのコンポーネントをモデル化する際にこのUMLコンポーネント図を使います。

• システムのハードウェアトポロジーのモデル化
• 内臓型システムのモデル化
• クライアント/サーバーシステムや分散アプリケーションのハードウェア情報のモデル化
• フォワードエンジニアリング/リバースエンジニアリング

UMLコンポーネント図


Part 2: UMLコンポーネント図の作成方法

UMLコンポーネント図は、どうしたら簡単に作成できるでしょうか。EdrawMaxを使えば、自分でUMLコンポーネント図を数分で作成することができます。Edrawをインストールし、テンプレートを利用して、より具体的なUMLコンポーネント図を作成することができます。

ステップ1.新規作成

EdrawMaxのデスクトップソフトウェアまたはEdrawMaxのウェブベースアプリケーションを開きます。
EdrawMaxの[新規作成]>[ソフトウェア開発]> [UMLモデル図]に移動します。

UMLコンポーネント図新規作成

ステップ2.UMLコンポーネント図のテンプレートの使い方

UMLコンポーネント図のテンプレートを1つ選択して編集することができます。また[+]記号をクリックして最初から編集することができます。左メニューのライブラリにある大量のUMLコンポーネント図のシンボルやイラストを活用して、UMLコンポーネント図をカスタマイズすることもできます。

UMLコンポーネント図テンプレート

ステップ3.エクスポート

仕上げたUMLコンポーネント図は、グラフィックス、PDF、編集可能なMS Officeファイル、SVG、Visio vsdxファイルなど、複数のフォーマットでファイルをエクスポートできます。

UMLコンポーネント図エクスポート

ステップ4.シェアと送信

また、作成したUMLコンポーネント図は、ソーシャルメディアやWebページを通じて他の人と共有することができます。さらに、作成したUMLコンポーネント図をEdrawMaxテンプレートギャラリーで公開して、自分の作品を他の人に見せることもできます。

UMLコンポーネント図シェアと送信

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Part 3: UMLコンポーネント図の例

以下にUMLコンポーネント図の汎用性が見られる例をいくつか挙げています。

UMLコンポーネント図の例①

UMLコンポーネント図シェアと送信

このUMLコンポーネント図は、あるオンラインショッピングのプラットフォームにおける3つのサブシステムの関係を表しています。サブシステムは、WebStore(ウェブストアー)、Warehouses(倉庫)、Accountig(会計)の3つです。ウェブストアーのコンポーネントには、SerachEngine(検索エンジン)、Shopping Cart(ショッピングカート)、Authentication(認証)があります。
Serach Engine機能を使って商品を探すには、倉庫の下にある在庫からのアシストが必要になります。倉庫の下にあるShopping Cartコンポ―ネントは注文コンポーネントに関連付けられており、認証コンポーネントは会計の下にある顧客コンポーネントに関連付けられています。この図は、それぞれのサブシステムが全体のシステムで、どのように別のものに依存して全体が正しく機能するのかを表しています。

UMLコンポーネント図の例②

UMLコンポーネント図シェアと送信

このUMLコンポーネント図は、SafeNet Sentinel HASPソフトウェアライセンスセキュリティソリューションとAPIを利用してシステムを表しています。ソフトウェアは、Sentinel HASPを使って実装しています。図の上部に、ネットアプリケーションとLicense Service Javaコンポ―メントが示されています。ライセンスステータスがアーティファクトlicense_status.exeにより実装されていることを示すために、License Statusアプリケーションを使っています。License Services Java コンポーネントによって、License Serviceインターフェイスが実装されています。



Part 4: まとめ

この記事では、大きく4つの項目に分けて、UMLコンポーネント図の概要、EdrawMaxでUMLコンポーネント図を作成する方法、EdrawMaxのツールがどれ程簡単で便利であるか、UMLコンポーネント図の例を図を用いて説明しました。Edrawで詳細なUMLコンポーネント図を作成する方法は、以下に示されたようなコンピュータネットワークの設計、文書化を効果的にします。
EdrawMaxは最も簡単に使えるオールインワン作図ツールで、UMLコンポーネント図やその他の図を容易に作成することができます。使い勝手の良いUMLコンポーネント図の記号やクリップアートを使って、UMLコンポーネント図を可能な限りシンプルに仕上げることができます。また、複数のフォーマットで成果物をエクスポートすることにも対応しているので、他者と共有することも可能です。さあ、今からすぐ、あなたの作図を始めてみませんか。

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