建築デザイン、間取り図 知識

間取りの風水とは?家相のいい間取りを紹介

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編集者: Edraw

間取りの検討を行う際に、設計の参考となるもののひとつに風水や家相があります。風水や家相をとり入れることで、家の運気を向上させることが目的のひとつとなっています。

そんな風水や家相をとり入れた間取りとはどのようなものであるか、わからない方も多いことでしょう。そこで今回の記事では、間取りの風水や家相のいい間取りについて解説していきます。

1.間取りの風水(家相)とは?

間取りの風水(家相)とは、家や部屋の配置を風水の概念に沿って配置することで、住む人の運気向上させる間取りのことをいいます。

間取りの風水(家相)とは

(出典:有限会社タオコーポレーション・タオ家相設計工房 HPより)

風水は古代中国で生まれた環境学のひとつであり、家の中の「気」の流れを整えることが目的となっています。この考え方を考慮して、間取り設計を行うことによって、運気向上のメリットを得ることが可能と考えられます。

2.家相のいい間取りとは?

家相のいい間取りは、運気の向上だけでなく住む人の健康も向上させるとされています。

そんな家相のいい間取りとはどのようなものであるか、基本的なポイントをいくつか紹介します。

・鬼門と裏鬼門

風水では北東(鬼門)と南西(裏鬼門)は不吉な方角とされています。

特に玄関やキッチン、トイレなどは設置しない方が好ましいと考えられています。

・リビング

リビングは家族みんなが集まるリラックスする場所です。

そんなリビングは東南、南、東の日当たりがいい場所が適しています。

・キッチン

キッチンは家族の健康と繁栄に関わる場所とされており、東、東南、北西の方角がよいとされています。

火と水を使用する特殊な場所であるため、バランスを考慮することが重要です。

・寝室

寝室は1日の疲れを癒す休息のための場所です。

南西、北西、北の方角が適しているとされており、落ち着いた空間づくりをすることが重要です。

・トイレ、浴室

水回りは風水では、陰の気がたまりやすい場所とされています。

北、東、西、東南の方角に配置することが吉としています。

風通しを良くして、湿気を防ぐことで運気向上につながることとされています。

上記が風水を考慮した家相のいい間取りとなるポイントです。

間取り設計の際に参考にしてみてください。

3.家相のいい間取りにするポイント

ここからは家相のいい間取りにするポイントについて、実際の間取りを例に解説していきます。

家相のいい間取りは部屋の配置が重要であり、それぞれの部屋を適した方角に配置されることが求められます。

まず家の顔とも言われる玄関は、風水でも運気の入り口される重要な場所です。

そんな玄関は、東、東南、南の方角に配置するのがよいとされています。

さらに鬼門や裏鬼門には玄関を設置しないようにすることが求められています。

玄関は運気の入り口であることから、整理整頓をしっかりし清潔に保つことが良い気の流れを作ることにつながっていきます。

家相のいい間取りにするポイント:玄関

次にリビングやキッチンの配置についてですが、リビングは日当たりがよく明るい空間であることが求められるため東南、南、東の方角に配置するのがいいとされています。

家相のいい間取りにするポイント:リビングの配置

風水でなくても、リビングは一般的に家族で集まる一番長く過ごす部屋であるため、日当たりのよい南に配置することが多いです。

キッチンについては東、東南、北西の方角がよいとされています。

家相のいい間取りにするポイント:キッチンの配置

最近の住宅の間取りでは、LDKという形でリビング、ダイニング、キッチンをひとつの部屋にすることが多いため、東や東南の位置が適しているといえます。

トイレや浴室などの水回りの配置についてもよい方角があり、北、東、西、東南に配置することがよいとされています。

家相のいい間取りにするポイント:トイレや浴室の配置

特に水回り風通しをよくして、陰の気がとどまらないようにすることが重要となっています。

間取りで検討すべき点について上記が一般的なものとなってきます。

さらに家相や風水のよい間取りにするために、家具やインテリアの配置についても考慮する必要があります。

それらの追加のポイントについてもいくつか紹介していきます。

・カラーコーディネート

色は風水において重要な役割を果たす要素のひとつです。

赤はエネルギーの象徴とされ活力を向上させる効果があります。

青は冷静さ安定をもたらすものとされています。

部屋の用途に合わせた選択を行うことが求められます。

・鏡の配置

鏡は気を反射する効果があるとされているため、設置場所には注意が必要です。

特に運気の入り口とされる玄関に向かって鏡を設置することは、好ましくないとされています。

さらに寝室のベッドへ向かって鏡を設置することもよくない配置とされています。

・観葉植物など植物の配置

室内に観葉植物などの緑を置くことは、気の流れを良くするものとされています。

そのため、リビングに観葉植物を設置することが推奨されています。

・家具などのインテリアの配置

家具やインテリアの配置も重要な要素のひとつです。

ベッドはドアの直線上に設置してはいけない、ソファや椅子は壁に背を向けて設置してはいけないなどがあります。

・水の要素

風水で水は財運の象徴とされています。

そのため水の要素を含む水槽などを家の北や東に配置することが良いとされています。

ただし、過剰に水の要素を取り入れると逆効果になるため注意する必要があります。

・清潔さや整理整頓

いい気の流れをつくるために、家全体の整理整頓や清潔に保つことが重要です。

不要なものが多く、不衛生な環境ではいい気の流れは生まれないため、清潔で整理整頓された家の環境を保つ必要があります。

上記が家相のいい間取りにするポイントです。

すべてをとり入れると快適性が失われる可能性もあるため、家相や風水と快適性のバランスをとった間取りの設計を行いましょう。

4.家相のいい間取りの事例

家相のいい間取りはどのような要素をとり入れたものか解説していきましたが、ここからは実際の間取りを事例に家相のいい間取りを紹介していきます。

3LDK、2LDKの場合2パターンの間取りを用いて解説していきます。

3LDKの事例

こちらは3LDKの間取りとなっています。

家相のいい間取り:3LDKの事例

南にリビングダイニング、北にキッチンが配置されており、寝室についても北西、南西に配置されており、バランスのいい間取りとなっています。

2LDKの事例

こちらは2LDKの間取りとなっています。

家相のいい間取り:3LDKの事例

運気の入口玄関を東に配置し、リビングダイニングを日当たりのいい南に配置しています。

キッチン、水回りは北西、北に配置され各部屋が風水でよいとされる方角に配置されています。

5.おススメの間取り図作成ツールEdrawMax

EdrawMaxは多機能な作図ツールであり、家相のいい間取り図作成にも適したツールです。

ここからは、EdrawMaxの優れた点をいくつか紹介していきます。

EdrawMaxは家相のいい間取り図作成において、豊富なテンプレートや素材を利用して作図を行うことが可能です。

間取り図のテンプレートが豊富にあるため、家相のいい間取りを探して部分的に修正することで簡単に間取り図作成が可能です。

家相のいい間取り図作成において、豊富なテンプレートや素材を利用

さらに家相のいい間取りには、家具やインテリアの位置も重要となってきますが、それらも素材と数多く登録されているため、簡単に設置ができます。

家具やインテリアの位置を配置

EdrawMaxは他のツールとの互換性が高く、多くのファイル形式をインポート可能です。

互換性が高く、多くのファイル形式をインポート可能

他のソフトやツールで作成したデータを利用してデータの編集や印刷が可能となっています。

図面作図ツールで高機能なものは、高額なものが多いですが、EdrawMaxは無料でほぼすべての機能が使用でき、コストパフォーマンスに優れたツールであるといえます。上記のように多機能でコストパフォーマンスに優れたEdrawMaxは、間取り図作成におすすめできるツールであるといえます。

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