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AIを使ったパワポ作成ツール5選

「パワポで1枚1枚手入力するのではなく、もっと手軽にプレゼンのスライドが作りたい」

そう考える方にはAIを利用してスライドを作成できるツールがおすすめです。AIスライド作成ツールは簡単なキーワードでスライドのベースが作成でき、業務の効率化につながります。

この記事では5つのAIスライド作成ツールについて特徴・機能・価格を紹介します。記事を読めばそれぞれのツールの概要が理解でき、最適なツールがわかるのでぜひお読みください。

関連記事: AIで小説・文章を作成するツール5選

1.SlidesGPT

SlidesGPT

(引用:SlidesGPT)

価格:(注意:最新の情報提供に勤めますが、価格は変動する場合があるので、不備がありましたらご了承ください。)

生成のみなら無料、ダウンロード時に都度2.5ドルを支払う

参考:https://slidesgpt.com/ 

機能&特徴

①ブラウザ上で動くのでダウンロード不要、スライド生成のみならクレジットカード登録やアカウント作成も必要ない

②テーマの色は2パターンのみで、モノクロベースとカラーベースが選択できる

③ 2、3分待つと、表紙を含めて13枚にも及ぶスライドが完成される

④画像も自動で挿入、引用元まで表記してくれる

⑤PDF・PowerPoint・Googleスライド形式対応

SlidesGPTの使い方

オススメ

「細かいデザイン編集の必要はないから、とにかく手軽にさくっとパワポみたいなスライドをAIで作成したい!」と考える人

「たまにスライドを作る人」

使い方(※以降の図はSlidesGPTより引用)

①    入力ボックスにテーマを入力
②    必要に応じてテーマの色を選択
③    「Create deck」ボタンをクリックしてスライドを生成

2.EdrawMind AI

SlidesGPTの使い方

3000万以上のユーザーが利用する「EdrawMind」はマインドマップ作成ツールとして有名ですが、「EdrawMind  AI」を利用してAIでパワポのようなスライドも簡単に作成できます。

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価格:

EdrawMindは無料版・有料版があり、AI機能の利用には別途AIトークンが必要ですが、1スライドの生成に200トークン程度の消費に対して50000トークンで880円とリーズナブルです。

参考:https://www.edrawsoft.com/jp/pricing-ai-edrawmind.html

機能&特徴

①スタイルは20種類もある

②2、3分待つと、表紙を含めてスライドが完成される(枚数は内容次第)

③出力はPDF・PowerPoint形式に対応する

④スライド以外にもマインドマップの生成、記事の生成、AI描画とさまざまなAI機能に共通して利用できる

オススメ:「AIからパワポ作成を普段よく利用しようとしている方」

使い方:

2-1. AIでスライドを作成する方法

AIでスライドを作成する手順は以下のとおりです。

① 画面左の「ワークベンチ」をクリック

② 右側にある「インスピレーションスペース」をクリック

③ 次の画面で「PPT」をクリック
「EdrawMind AI」では、対話形式でスライドが作成できます。

AIでスライドを作成する方法

④テキストフィールドにキーワードプロンプトを入力し「送信」ボタンをクリック

⑤キーワードについて概要が生成されるので、必要に応じて編集し「PPTを生成」ボタンをクリック

AIでスライドを作成する方法

スライドが生成されました。AI機能の利用で、パワポで一から作ると時間のかかるスライドが数分で一気に完成します。EdrawMindでは画像も自動で挿入されますが、既存の画像や「AI描画」機能を使って生成した画像の挿入も可能です。

AIでスライドを作成する方法

さらに、「スタイル」が複数用意されており、クリックするだけでスライド全体がテーマに合わせて変更されます。

AIでスライドを作成する方法

EdrawMindで生成したスライドは画像やPDFなどのほかにPowerPointファイルにも変換でき、PowerPointで編集可能な点も特徴です。

2-2. AIでマインドマップからスライドに転換する方法

EdrawMindのメインであるマインドマップもスライドに変換できます。今度はパソコン版でAIを利用してマインドマップを作成し、スライドショーを作成しましょう。

① 「AI」タブから「EdrawAI」をクリックし、テキストフィールドにマインドマップのテーマについて入力し、右下のアイコンをクリックします。

AIでマインドマップからスライドに転換する方法

②マインドマップが自動で生成されました。生成されたマインドマップは手軽にスライドにすることも可能です。

AIでマインドマップからスライドに転換する方法

③「スライドショー」タブの「自動生成」をクリックすると、トピックごとに自動でスライドを作成してくれます。

AIでマインドマップからスライドに転換する方法

④スライドはPowerPointやPDFにも出力できます。キーワードからスライドを作成するだけでなく、AIが作成したマインドマップをもとにスライドの構成を考えるところからも活用できる点がEdrawMindを使用するメリットです。

EdrawMindの無料版はこちらからダウンロードできます。スライドの構成作りからAIを活用したい人は一度お試しください。

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3.Beautiful.AI

Beautiful.AI

(引用:Beautiful.AI)

価格:

14日間の無料体験、有料プランには月額12ドルの「Pro」(個人版月額40ドル/1ユーザーの「TEAM(チームがある

参考:https://www.beautiful.ai/pricing

機能&特徴

①アカウントの作成時にクレジットカードの登録が必要

②スライドに使用する画像も探せる

オススメ:

「少しくらい手間がかかってもいいから、AIで作ったものをそのままブラウザ上で編集しておしゃれなスライドを作りたい」という人

頻繁にスライドを作成する人

使い方:


実際にAIを利用してスライドを作ってみましょう。(※以降の図はBeautiful.AIより引用)

Beautiful.AI

画面左側の「MAKE SLIDE WITH AI」をクリックし、表示される入力ボックスにテーマを入力し「GENERATE SLIDE」ボタンを押します。今度はテーマを「プレゼンテーションについて」にします。

おしゃれなスライドを数ステップで作成できるだけでなく、レイアウトや色も左側のパネルから簡単に変更できます。

4.Gamma(ガンマ)

Gamma(ガンマ)

(引用:Gamma)

価格:

無料アカウントでも400クレジットがもらえるが、有料プランには月額8ドルの「Plus」、月額15ドルの「Pro」

参考:https://gamma.app/pricing

機能&特徴

①プレゼンテーションだけでなく、ドキュメントやWebページも作成可能

②AIと対話形式でスライドが作成できる

オススメ:

「WordやGoogleドキュメントで作った文書を基にスライドを作りたい」という人


使い方:

(※以降の図はGammaより引用)

「プレゼンテーション」を選択して、入力ボックスにテーマを入力します。今度は提案された中から「チーム会議」を選択してみましょう。

Gamma(ガンマ)

GammaではAIと対話形式でスライドが作成できます。編集も可能ですが、このまま作成してみましょう。

テーマを選択し、続行します。

画像も入ったスライドが簡単に作成できました。さらに右側のツールから吹き出しや画像の追加、レイアウト変更も可能です。

次に、Googleドキュメントで作成したサンプルファイル「議事録」をインポートしてスライドを作ってみましょう。

設定されている見出しの書式に合わせて自動でレイアウトされたスライドが完成しました。1スライド作成で40クレジット消費するためいくつも作成するなら有料プランにする必要がありますが、無料部分だけでも機能は充分試せます。

5.Presentory

Presentory

「Presentory」はプレゼンテーション作成に特化したツールで、AI プレゼンテーション作成機能もあります。数クリックでデザイン性の高いスライドが作れ、直感的に編集できるのがPresentoryの魅力です。

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価格:

無料版のアカウント登録で1500クレジットが付与されます。年間プランは5,980円、永続ライセンスなら8,980円とかなり割安になっており、頻繁にスライドを作成するなら永続ライセンスがお得です。

参考:https://presentory.wondershare.jp/store/windows-individuals.html

機能&特徴

①豊富な素材は背景だけではなく、テキストやステッカーも多くの素材が用意される

②カメラでプレゼンターを録画できる機能や、ストリーミングでそのまま配信できる機能

Presentory

③スライドや画像、外部データもインポート可能なため、既存のファイルを再利用したスライド作成も可能

オススメ:

スライド作成だけではなく、充実した配信機能をほしい方

使い方:

早速AIを使ったスライドの作り方について見てみましょう。

まずは「AIによる作成」をクリックします。

Presentoryも対話型AIでスライドを作成します。テキストフィールドにプレゼンテーションのテーマを入力し、出力された概要を必要に応じて編集しましょう。内容を編集した後は、スタイルを選択します。

Presentory

概要に沿ったスライドが作成されました。さらに、Presentoryにはおしゃれな背景が用意されており、1クリックで作成したと思えないほどにインパクトのある魅力的なスライドが作成できます。

まずは無料ダウンロードしてぜひ一度使いやすさを試してみてください。

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まとめ

今回はおすすめのAIパワポ作成ツール5つについて紹介しました。どれもAIで手軽にスライドが作れるおすすめツールですが、ぜひ一度使ってみてほしいのが「EdrawMind AI」です。

EdrawMindのAIプレゼンテーション作成機能はスライド作成の時間を大幅に短縮します。それだけでなく、AIで記事をカンタンに作成すること、マインドマップを自動生成することができます。ぜひEdrawMindを無料ダウンロードして、仕事の効率化と効果的なプレゼンテーションを手に入れましょう。

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