UMLコラボレーション図 - UMLモデリングツール

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編集者: Edraw | 更新日:Feb 01, 2024
ありあわせのUMLコラボレーション図記号と無料で使えるサンプルと例を含んで、Edraw UMLモデリングツールはソフトウェア開発者におすすめのコラボレーション図作成ツールです。
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Part 1: UMLのコラボレーション図とは

コラボレーション図は、,コミュニケーション図としても知られています。特定のユースケースのアクションやユースケースの側面をどのようにオブジェクトが対話するのかを視覚的に表します。設計者は、コラボレーション図を使って、ユースケースの特定のイベントの流れを実行するオブジェクトの役割を説明したり、特定したりすることができます。これらは、クラスの役割とインターフェイスを設定する際に使用する主要な情報源です。
コラボレーション図は、まずインターフェイスの機能を取り込む際に必要な設計要素を決定することで始められます。これらの要素間のインタラクション(やり取り)は次にモデルの構築に使われます。コラボレーション図の目的は、 構造のシステム面を図で表すことです。例えば、どのようにさまざまなライフラインが構造内で関連付けられているかです。コラボレーションは、それらに関係のあるシステムと名前付けされたアクションで構成されています。これらは共に働き、タスクを実行します。
共にやり取りをする中で、オブジェクトが(使用可能な)高度の機能を生成することもあります。オブジェクトは、互いにコミュニケーションを取り(メッセージのやり取り)ながら、共に働き、実行します。コラボレーション図は、オブジェクト間の関係性を表します。コラボレーション図は、クラスとオブジェクト(インスタンス)間で、どのようにメッセージが交換されるのかを図で表します。システムの各プロセスに生成され、現在の開発段階に関係します。



Part 2: コラボレーション図用途のシナリオ

以下に、コラボレーション図が有益である状況について例を挙げています。

Example

•特にリアルタイムなシステムの中の共同オブジェクトの集合の全体像を作成する。

•システムの動作的な属性を確認し、クラスに能力を割り当てる。

•システムの構築におけるコラボレーション、プロセス、階層的組織のモデル化。

•オブジェクト指向のフレームワーク内で共に働くオブジェクトの詳細(情報)を提供する。

•同じユースケースの代替オプションを複数表示する。

•フォワード/リバースエンジニアリングを図に表す。

•オブジェクト間を往来する情報の取得。

•システムの複雑な論理を可視化する。



Part 3: コラボレーション図の長所と短所

3.1 コラボレーション図の利点

  • コラボレーション図は、どのようにライフラインが繋がれているか、インタラクションのシステムの構造面を強化します。
  • シーケンスを経て伝えられるメッセージを階層的に数え上げることでメッセージをそれぞれ表します。
  • コラボレーション図では、シーケンス図で述べられているようなメッセージの流れではなく、構造的な要素に着目することができます。

3.2 コラボレーション図の短所

  • 図の中の各オブジェクト、一つずつに着目するのは、容易ではありません。
  • ブジェクトの状態は頻繁に変化するため、システム内に存在する各オブジェクトの変化を一つずつ追うことは大変です。
  • コラボレーション図内に非常にたくさんのオブジェクトが存在するとインスタンスが存在して図の中が窮屈になります。


Part 4: コラボレーション図とシーケンス図の関係性

シーケンス図コラボレーション図は同じ詳細(情報)を表しますが、その詳細を違った形で表しています。UMLでは、コラボレーション図とシーケンス図は、いずれもインタラクション図に属します。両方とも関連性のある同じようなデータを使いますが、その情報を違う方法で表します。
コラボレーション図は、オブジェクト間の構造組織やインタラクションを拡張する際に使用されてきました。一方、シーケンス図は、オブジェクト間を行き来するメッセージの順序に着目します。 いずれにせよ、システムの動作を説明する際に、多くの状況において1つの図だけを使うことは賢明ではなく、両方の図を使う必要があります。



Part 5: コラボレーション図の記号とコンポーネント

シーケンス図とコラボレーション図は同じ詳細(情報)を表しますが、その詳細を違った形で表しています。UMLでは、コラボレーション図とシーケンス図は、いずれもインタラクション図に属します。両方とも関連性のある同じようなデータを使いますが、その情報を違う方法で表します。
コラボレーション図は、オブジェクト間の構造組織やインタラクションを拡張する際に使用されてきました。一方、シーケンス図は、オブジェクト間を行き来するメッセージの順序に着目します。 いずれにせよ、システムの動作を説明する際に、多くの状況において1つの図だけを使うことは賢明ではなく、両方の図を使う必要があります。

コラボレーション図の記号

Symbol

リンク:リンクはオブジェクトやアクタを繋ぎます。リンクは、アソシエーション(関連性)のケースでクラス図内の各リンクが接続に関係します。

アクタ:通常、関連性において、インタラクションの始まりにはアクタのインスタンスが存在します。同じ図の中にアクタのインスタンスが複数ある場合、図の外に向けておくよう注意します。

オブジェクト:オブエクトは、オブジェクト名のあるオブジェクト記号で表し、クラスに下線を引き、コロンで区切ります。

メッセージ:メッセージは、オブジェクト間でアクションが続く内容を持った情報を運ぶインタラクションです。コラボレーション図では、メッセージはリンク付近に置き、名前付けされた矢印で表します。

UMLコラボレーション図を作成するにはオブジェクト、アクター、関連ロール、制約など専用のコラボレーション図記号は欠かせないです。Edraw UMLモデリングツールに組み込まれた記号はベクターベースで、カスタマイズすることができます。

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Part 6: UMLコラボレーション図を作成する手順

どうしたらUMLコラボレーション図を簡単に作成できるでしょうか。 EdrawMaxを使えば、コラボレーション図を数分で作成することができます。Edrawをインストールしていれば、 コラボレーション図のテンプレートを使えば、より具体的なUML状態図を作成することができます。

手順1:EdrawMaxデスクトップソフトウェアまたはEdrawMax Webベースアプリケーションを開きます。

手順2:EdrawMax で、[新規作成] > [ソフトウェア開発] > [UMLモデリング]の順にクリックします。

UMLコラボレーション図EdrawMax新規

手順3:UMLコラボレーション図を1つ選択して編集するか、[+]記号をクリックして下書きから開始します。また、左側のメニューから豊富なUMLコラボレーション図の記号と要素をライブラリから選んで、皆さんそれぞれのUMLコラボレーション図をカスタマイズすることもできます。

UML状態図編集

手順4:作成が完了したら、画像、PDF、編集可能なMS Officeファイル、SVGやVisio vsdxファイルなど、さまざまなフォーマットでファイルをエクスポートすることができます。

UMLコラボレーション図

手順5:また、ソーシャルメディアやWebページを利用して、皆さんのUMLコラボレーション図を他者と共有することができます。EdrawMax のテンプレートギャラリー上にUMLコラボレーション図を掲載して発表することもできます。

UMLコラボレーション図シェア



Part 7: コラボレーション図の例

7.1 EコマースWebサイトにおける購入経路のコラボレーション図

購入経路のコラボレーション図

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このコラボレーション図の例は、eコマースwebサイトの消費者の購入経路を表しています。「Item」(商品)オブジェクトから「order details」(注文詳細)オブジェクトに至る購入の順序を表して描いています。

7.2 管理パネルのコラボレーション図の例

購入経路のコラボレーション図

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これは、管理パネルのコラボレーション図の例です。プロファイルや製品などのインターフェイスにアクセスするために必要な一意のIDを使ってサインインするユーザーを表しています。

7.3 その他の例

UMLモデリング初心者もUMLコラボレーション図を簡単に作成するように、EdrawはいくつかのUMLコラボレーション図のテンプレートと事例を用意しています。これらの編集可能なテンプレートをご参考として、ユーザーは素敵でプロ並みのコラボレーション図を効率的に作成できます。

UMLコラボレーション図

ATM UMLコミュニケーション図

Part 8: UMLコラボレーション図ツール--EdrawMax

コラボレーション図は特に少数のオブジェクト間の複雑ではないやり取りを表す際に適しています。コラボレーション図は、シーケンス図ほど頻繁に使用されませんが、 UMLの観点から非常に役立つこともあります。コラボレーション図は、単一の図でオブジェクト間の関係性と共同作業の複雑な様相をすべて拡大フォーカスする際に役立ちます。

UMLコラボレーション図ツール

プロ並みのコラボレーション図を作成するため、EdrawにはベクターのUMLコラボレーション図記号、及び編集可能なコラボレーション図サンプルと例が用意されています。このUML図作成ソフトを使って、記号をドラッグ&ドロップして、テキストを入力して、内蔵のレイアウト、テーマなどを応用して、UMLコラボレーション図を一気に仕上げます。EdrawMaxは無料ダンロードできるので、ぜひ一度ご体験してください!



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