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エクセルで年表(タイムライン)を作る方法3選【テンプレート付き】

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編集者: Edraw

年表やタイムラインは、プロジェクトの進行状況を追ったり、歴史的な出来事を整理したり、将来の目標を計画するために非常に役立ちます。しかし、年表を作成する作業は、時間がかかる上に難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、Excelを使えば誰でも簡単に年表を作ることができるんです。今回は、Excelで年表を作るための簡単で便利な方法を3つご紹介します。さらに、すぐに使えるテンプレートも付けているので、初心者の方でもすぐにアウトプットできます。

年表を作成するあなたなら、どうする?

専用ツールで作成
3分間完了かつ豊富なテンプレ
あるいは
エクセルで作成
作業時間: 10分間ぐらい

方法1. SmartArtで年表を作成する

エクセルで図形を挿入して一つ一つの図形を矢印でつなげて年表を作成できますが、まずは効率的な方法を紹介したいです。

Step 1: Excelを開き、空白の新規ワークシートを作成します。

Step 2: 上部メニューの「挿入」タブをクリックし、「SmartArt」アイコンを選択します。

「SmartArt」を選択

Step 3: 表示された「SmartArtの選択」ウィンドウで、左側のカテゴリから「手順」を選び、その中から「タイムライン」を選択します。これでタイムラインのデザインがワークシートに挿入されます。

「タイムライン」を選択

Step 4: 挿入されたタイムラインの各要素に日付やイベント名を入力します。タイムラインに表示されるアイコンや図形をクリックして編集できます。また、「デザイン」タブで色やレイアウトを変更することも可能です。

日付やイベント名を入力

メリット:

SmartArtを使うことで、簡単に視覚的にわかりやすい年表を作成できます。手間をかけずに美しいデザインが自動で適用されるため、初心者でも手軽に年表を作れます。

注意点:

SmartArtのデザインは自由度が限られており、細かなカスタマイズが必要な場合には他の方法(例えば、Excelのグラフ機能や外部ツール)を考慮する必要があります。複雑なタイムラインや大量のデータを扱う場合には、SmartArtでは管理しきれないことがあります。

補足:AIで年表を作成したい方は、下の空欄に「○○の年表」に入力すれば、年表が自動生成されますよ。

方法2. Excelの「タイムライン」テンプレートを使う

Step 1: Excelを開き、新規ファイルを作成します。次に、上部のメニューから「新規」を選択し、テンプレート検索のページにアクセスします。

Step 2: 検索バーに「タイムライン」と入力し、表示される「タイムライン」テンプレートを選択します。選択後、「作成」ボタンをクリックしてテンプレートを新しいシートに挿入します。

Excelの「タイムライン」テンプレートを使う

Step 3: 挿入されたテンプレートに表示されているダミーデータを削除し、自分のプロジェクトに関連するイベントや日時を入力します。テンプレート内の各セルにデータを追加することで、タイムラインが自動的に更新されます。必要に応じて、色やフォント、レイアウトを「デザイン」タブで調整できます。

メリット:

Excelに組み込まれている「タイムライン」テンプレートは、時間軸に沿った情報を簡単に入力でき、見やすく整理された年表が作成できます。日時を入力するだけで、データがタイムラインとして自動的にレイアウトされ、視覚的にわかりやすい年表が作成できます。

テンプレートには基本的なカスタマイズ機能があり、色やフォントの変更、イベント名の追加が簡単に行えます。

注意点:

「タイムライン」テンプレートはシンプルな構成であり、複雑なタイムラインや詳細な情報を追加する場合、レイアウトが崩れる可能性があります。

テンプレートに適した内容でないと、逆に操作が煩雑に感じることもあります。たとえば、複数のタイムラインが並列して表示されるような場合には他の方法を考えると良いでしょう。

方法3.EdrawMindで作成してからExcelに挿入する

EdrawMindで作成した年表

Step 1: EdrawMindを開く

もしまだインストールしていない場合は、下からダウンロードしてインストールしてください。アプリを起動後、新しいプロジェクトを作成します。

Step 2:年表のテンプレートを選択する

プロジェクトが作成されたら、テンプレートギャラリーから「タイムライン」テンプレートを選択します。このテンプレートには事前にレイアウトが整った状態で、簡単に年表を作成できる構造が用意されています。

テンプレートギャラリーから「タイムライン」テンプレートを選択

Step 3:内容を入力する

タイムラインの各項目にイベント名や日付など、必要なテキストを入力します。さらに、色、フォント、アイコンなどのデザインを調整し、年表のビジュアルをカスタマイズします。タイムラインの項目を追加・削除することもできます。

タイムラインを編集する

Step 4:エクスポートしてエクセルに挿入する 

編集が完了したら、上部のメニューから「ファイル」→「エクスポート」を選択します。エクスポート後、Excelファイルに年表を挿入するか、PDF、パワポなどとしても出力可能です。

タイムラインをエクスポート

メリット:

EdrawMindは、視覚的に美しいタイムラインを作成するための強力なデザインツールを提供します。多くのカスタマイズオプションを使って、より直感的できれいなな年表を作成できます。

複雑なタイムラインや詳細な情報を扱う際にも、柔軟に対応できるため、より専門的な年表作成が可能です。

注意点:

EdrawMindの機能は一部が無料で利用できますが、より高度な機能を使うためには、有料プランが必要な場合があります。

4. エクセルで年表(タイムライン)を作るFAQs

Q1: SmartArtは無料で使えますか?

A1: Excelに含まれるデフォルト機能ですので無料で使用可能です。

Q2: Excelで作った年表を図としてエクスポートしたいですが、どうすればいい?

A2: 左クリックして、「図として保存」をクリックするか、ショートカットキーのSをクリックして、保存先を設定すればいいです。

Q3: Excel Web版で「SmartArt」を利用できますので、どうすれば年表を作成しますか?

A3: この場合、ちょっと手間がかかりますが、「挿入」ー「図形」でエクセルが提供する基本の図形から作成可能です。

エクセルが提供する基本の図形で年表を作成

図形をクリックして操作画面に挿入して、Ctrl+Dで必要な数量まで図形をコピーします。その後、内容を入力して、矢印で図形を繋げていきます。

矢印で図形を繋げていく

5. まとめ

これら方法をうまく使い分けることで、さまざまなニーズに合わせた年表を簡単に作成することができます。プロジェクトの進行状況を管理したい場合や、重要な出来事を整理して共有したい場合には、これらのツールを活用することで、効果的に情報を可視化し、チームや関係者とのコミュニケーションをスムーズに進めることができます。

下記のボタンから年表のテンプレートをたくさん搭載するEdrawMindをダウンロードして、実際に試してみてください!テンプレートを使うことで、年表作成の手間が大幅に省け、より効率的に作業を進めることができるでしょう。

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